郡山 相続 同族会社の株価を引き下げたい
私は、同族会社A社とB社の株式を100%所有して経営をしています。2社ともに純資産の多い会社であり、A社の評価上の会社の規模は大会社に該当して利益も出ていますが、B社の方は小会社で純資産は多いのですが赤字続きの状況です。
この度、私は、後継者である長男に、今後A社及びB社の株式を贈与することを考えていますが、株式の評価額が高額であると、多額の贈与税の負担が長男に生じてしまうので、なるべく税負担を少なくするための方法を教えてください。
ご質問の場合には、次のような6つの方法が考えられます。
① 類似業種比準方式により株価を引き下げる。
② 純資産価額方式により株価を引き下げる。
③ 配当還元方式により株価を引き下げる。
④ 評価方式や会社の規模を変える方法を行う。
⑤ 2つの同族会社の組織再編を行う。
⑥ 株式を株価値下がり時に、相続時精算課税により長男に贈与をする。
これらの方法の検討を行う場合のポイントとしては、次のことを参考にしていただきたいと思います。
①及び②の対策では、非上場株式の評価は、「原則的評価方式(類似業種比準方式・純資産価額方式・これらの併用方式)」により評価しますので、この株価を引き下げる方法のことをいいます。
③の対策では、「特例的評価方式(配当還元方式)」により評価をすることになり、一般的には、株価が低くなる傾向にあります。
④の対策では、原則的評価方式の中でも、純資産価額方式よりも、類似業種比準方式の方が株価が低くなるので、会社の規模を大きくして、類似業種比準方式を使えるようにすることです。
⑤の対策では、合併や株式交換等の組織再編を行うことにより、株価を引き下げるということです。
⑥の対策では、株価が低い時点で、相続時精算課税により贈与を行うことにより、株価は贈与時点で固定されることを利用するということです。
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