郡山 相続 「相続財産を承継させたい家族がいないので、遺産を福祉に利用してもらいたい」
私は、子供がいません。妻を5年前に病気で亡くし現在は一人暮らしです。相続人として、妹がおりますが、自身の資産(自宅及び金融資産)で自分が使い切れない分は福祉施設に寄附をしたいと考えております。また、金融資産があることからファイナンシャル・プランナーと顧問契約を結んでいます。
現在、自分で金融商品の運用をしていますが、数年後には高齢により自分で運用することができなくなると思っています。
私の死後は、親のいない子供たちを擁護する施設に寄附をしたいと希望しているのですが、どのような方法がありますか。
方法としては、次の5つが考えられます。
① 金融資産の管理運用を委託する。
② 生前の資産管理は自分でする。
③ 任意後見制度も利用する。
④ 受託者を監督する仕組みを設定する。
⑤ 公益法人等に寄附をする。 などが考えられます。
検討するポイントとしては、自分が、資産運用をできる間は、自分で運用指示できますが、高齢になってくるとそれが難しくなってきます。そのため、身内に資産管理運用を依頼するということも考えられます。また、信託を活用する場合は、財産管理以外の身の回りの手続きには馴染まないため、信頼できる人に後見人になってもらう任意後見制度を利用します。そして、自分が亡くなった後は、世の中のために利用してもらいたいので、寄附先を検討しておくということになろうかと思われます。
最後になりますが、財産の分割においては、信託だけに頼らずに遺言と併せて対策を講じることが必要であると考えます。
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